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東京・渋谷のライブハウスでガソリンがまかれ、7人が病院に搬送された事件で、殺人未遂などの現行犯で逮捕された無職、島野悟志容疑者(23)が、現場で「人生に疲れた」と話していたことが捜査関係者への取材で分かった。定職も持たず、大阪の自宅を出て10日も東京周辺を転々とした結果、所持金も数万円となり、展望の見えない生活に焦りを募らせていた可能性もある。6年前にも「誰でもいいから」と男児を殴り、殺人未遂容疑で逮捕されていた島野容疑者。無差別大量殺人計画はなぜ繰り返されたのか。
◆首都圏を転々
「ちょっと出かけてくる」
捜査関係者によると、島野容疑者は8月21日、家族にこう言って、行き先も目的も告げずに大阪府茨木市の自宅を出た。向かった先は関東だった。
「人をたくさん殺して、自分も死刑になるつもりだった。殺すのは誰でもよかった」
逮捕後、島野容疑者は警視庁渋谷署にこう供述しているが、なぜ、どの時点で無差別大量殺人を計画したのかは分かっていない。
同署の調べに「都内や川崎市、千葉県木更津市のインターネットカフェやビジネスホテルなどを転々としていた」と供述。事件現場のライブハウス「チェルシーホテル」で取り押さえられた際には、「ネットでイベントをやっていると知った」「目立ったから狙った」と話した島野容疑者が、ネットカフェで計画を練った可能性は否定できない。
しかし、本人の供述によると、実際に準備を始めたのは、家を出て10日目の事件前日、8月30日だった。
川崎市内のホームセンターでガソリンの携行缶を購入。当日の31日になって現場近くのスタンドでガソリン10リットルを買い、さらに直前に、現場に隠し持っていた柳刃包丁や果物ナイフも購入して、ライブハウスに向かった。
◆繰り返された事件
「老人以外ならだれでもいいから、殺したいと思っていた」
平成17年4月、当時17歳で、高校にも行かず、無職生活をしていた島野容疑者は、大阪府東大阪市の公園で4歳の男児を鉄製ハンマーで殴り重傷を負わせたとして逮捕され、大阪府警の調べにこう供述したという。今回の事件と同じ無差別大量殺人を計画したというのだ。
当時、事件を審理した大阪家裁は、島野容疑者が、引きこもりの生活を送る中、世間の注目を浴びて両親を苦しめようとしたと指摘。当時の精神鑑定では、発達障害の一種と診断されたが、刑事責任能力はあると認められた。
少年院での更生に要する処遇期間を「2年間を超える相当長期」という家裁の意見が付けられ、中等少年院へ送致された島野容疑者。更生プログラムを受け退院したが、結局、再び無職生活に戻り、事件は繰り返された。
◆「大阪でも計画」
8月31日夜、渋谷のライブハウスに行った島野容疑者は、約40人の客がいる前でガソリンをまき散らし、スプレーを噴射。「殺してやる」「死刑になるんだ」。こう叫びながら、店関係者や観客に取り押さえられたという。
警察官が駆けつけ、連れられていくまで、しばらく時間があったため、店員らが島野容疑者と話をすると、こう言ったという。
「東京で大量殺人をして、大阪でも同じことをやろうと思った」
島野容疑者は果たして更生していたのか。捜査関係者によると、島野容疑者は取り調べに対し、説明が一転することもあるといい、渋谷署は責任能力についても慎重に調べる方針だ。
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野田佳彦首相の資金管理団体が在日韓国人から政治献金を受け取っていた問題で、野田首相の事務所は3日、「外国人からの献金は、野田本人も事務所の者も全く知らなかった。しっかりと調査する」とするコメントを発表した。
問題の献金を含め、政治資金について専門家を入れて調査。調査結果が出たら報告するとしている。
この問題は、野田首相の資金管理団体「未来クラブ」が在日本大韓民国民団(民団)関係者ら在日韓国人男性2人から計約30万円の政治献金を受け取っていたとするもので、産経新聞が3日付朝刊で報じた。
政治資金規正法では、外国人や外国人が過半数の株式を保有する企業からの政治献金を原則禁じている。ただ、2人の献金はいずれも公訴時効(3年)を経過している。
外国人献金をめぐっては3月、前原誠司外相(当時)の政治団体への在日韓国人女性の献金が発覚。外相を辞任した。菅直人前首相の資金管理団体も韓国籍男性から献金されたことが判明している。
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